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20世紀まで金にはケミストリーが乏しいとされてきたが、春田 名誉教授(前センター長)の30余年に渡る研究により、金にも豊かな触媒作用が存在することが明らかになってきました。そこで触媒作用以外にも視点を広げ、金の新しい化学を切り拓くという目的で設立されたのが、金の化学研究センターです。

「金の科学と環境の化学」をテーマとして、新しい時代が必要とする物質・材料を作って行くことを目標にしています。バルク(塊)の金は化学的に不活性ですが、直径が2-5nmの非常に小さなナノ粒子になると、常温での有害物質の酸化分解、選択的な酸素酸化や水素化による化成品の合成など、環境と調和した化学プロセスの開拓が可能になります。さらに、直径2nm以下のクラスターにすることにより、触媒性能が劇的に変化する特異な寸法を探索しています。

触媒作用に加え医療診断や治療への応用が期待される金ナノ粒子と金クラスターに焦点を当て、喫緊の課題であるグリーンケミストリー研究の進化・深化を目指しています。

主な研究テーマは、以下の通りです。①金クラスターの立体構造解析と表面化学特性、②資源・エネルギーを無駄に使わず余計な副産物を作らないシンプルケミストリー、③人工触媒である金ナノ粒子触媒と生体触媒である酵素との相乗作用、④金クラスターの薬理作用と副作用のない医薬の合成への展開。

Information

2018.6.1
竹歳絢子助教が特任准教授となりました.

Contact

村山 徹
首都大学東京大学院 都市環境科学研究科附属 金の化学研究センター
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1 フロンティア研究棟203室
Project Prof. Toru MURAYAMA
Research Center for Gold Chemistry,
Graduate School of Urban Environmental Sciences, Tokyo Metropolitan University
1-1 Minami-osawa, Hachioji, Tokyo 192-0397, Japan
Phone & FAX: +81-42-677-2360 E-mail: murayama@tmu.ac.jp